第十五章 終わりなき

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 オードブルにバクテリアを入れたのは、 四区外にあったデリバリーサービス会社の料理長であった。 藤原家は、料理の代金はもちろん請求されず、逆に慰謝料を請求した。 四区外であるので、警察の範疇となる。 これも揉み消しをするのならば、日本の警察の方がバクテリアよりも腐敗している。 今度は、警察のパーティーにバクテリア入りというのを体験してもらうしかない。  でも、頼まれたとの供述から、依頼元への捜査がやっと入った。  藤原は、再度、パーティーを企画し、ホテルに断られたので船上となった。 又、俺は出席しない。 『死区 了』
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