1.獣に変身
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「夜道だ、気をつけるんだぞ。帰りは……」 「帰りはタクシーだよね。わかってる」 祖父、泰生(ヤスオ)の言葉を先回りして云うと、結礼は麻美子に向き直った。 「じゃあ、おばあちゃん、あったかいうちに届けてくるね」 「久しぶりだから健朗坊ちゃまの口に合うか心配だけど、頼むわね」 「健朗さまは喜ぶに決まってる」 結礼は断言すると夏生家を出て、貴刀家の広大な敷地内を門扉のほうへと向かった。
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