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「大丈夫でした」
哲に向き直るとからかった面持ちに合う。
「やっぱ、おもしれぇ。立ち会ってみたいが、邪魔者は消えるとするか」
「哲ちゃん、クリスマスはだれかとすごすの?」
「姫良と紘斗んとこだ。邪魔だろうって思うけどな、あいつらはトナカイが必要らしい。結礼、おまえもめげずにがんばれよ。じゃあな」
サンタじゃなくてなぜトナカイなのか、結礼は何をがんばるべきなのか、哲はやはりちんぷんかんぷんな言葉を残して帰っていった。
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