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魔王ｻﾀﾝ
「そうなると…少し名前を変えて…
弟の方は…
ﾃﾞﾓﾝｽﾞ=ﾍﾚﾅｲﾄﾒｱ・ﾐｿﾛﾋｰ・ｲﾌﾞﾘｽｲﾗｰ=ｻﾀﾝ…」
わっ…さすがｻﾀﾝ様…
あたし
（魅咲 碧李亞）
「それなら…この子…兄の方は
ﾃﾞﾓﾝｽﾞ=ﾍﾙﾀﾞｰｸｽ・ﾐｿﾛﾋｱ・ｲﾌﾞﾘｽｲﾗｰ=ｻﾀﾝ…
なんて…どうでしょう…？」
あたしは少し不安になりつつ命名してみた…
魔王ｻﾀﾝ
「ほう…なるほど…良いと思うぞ」
ｻﾀﾝ様が微笑を浮かべるあたしはﾎｯとした
ｱｸﾞﾉｽ・ｼﾞｬｳﾞｫｰﾙ
「そしたら呼ぶ時は…ﾍﾚﾅｲﾄﾒｱ（弟）さん…
ﾍﾙﾀﾞｰｸﾈｽ（兄）さんになるか…」
あたしは小さく頷きｻﾀﾝ様も頷いた
ふとｻﾀﾝ様の手に包帯が巻かれてることに気づく…
あたし
（魅咲 碧李亞）
「ｻﾀﾝ様…その手…どうしたんですか？」
ｻﾀﾝ様は包帯を巻いた手をみながら呟く
魔王ｻﾀﾝ
「嗚呼…ちょっとな…
だが、すぐに治る…私は悪魔だ…」
とｻﾀﾝ様は呟く…大丈夫って事なのかしら…
その時、部屋の扉を叩く音がした…
魔王ｻﾀﾝ
「…誰だ」
ｻﾀﾝ様が扉の向こうに声をかける
「俺です…あと、ﾍﾙﾑもいます
今…入っても？」
ﾆﾌﾃﾘｻﾞさんの声だ…！
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