第1章《魔王の双子》

9/24
前へ
/475ページ
次へ
あたし (魅咲 碧李亞) 「あ、そうだ…サタン様…この前言ってた 魔海街(ダークネスタウン)の事、なんですけど…」 サタン様はクッションによって 座った体勢のあたしの隣に座る するとサタン様の腕に抱かれた赤ちゃんが あたしの姿を見てにっこりと笑う ヘレナイトメア・サタンJr. (弟) 「きゃはっ…あうあ…!」 赤ちゃんて本当に可愛い… 魔王サタン 「嗚呼…この前、行こうと言ったところだな お前が動けるようになったら行こう」 サタン様は穏やかに微笑む アグノス・ジャヴォール 「あんた…昨日、産んだばかりだし… 出掛けるのは少しだけ反対… 魔王さんの言うとおり、なに不自由なく 動けるようになってからにしたほうがいい…」 確かに体にはまだそんなに力が入らない… ヘレナイトメア・サタンJr. 「あうあー…!」 弟の方があたしに手を伸ばしてきた 魔王サタン 「ママに抱かれたいのか…よしよし…」 サタン様はあたしにヘレナイトメアを抱かせてくれた そして入れ替わりで兄のヘルダークスを抱き上げる サタン様に抱かれたヘルダークスは 彼の髪を引っ張ってる 魔王サタン 「フッ…私にそっくりだな…」 サタン様はそのままヘルダークスを抱き抱えてる
/475ページ

最初のコメントを投稿しよう!

44人が本棚に入れています
本棚に追加