夢と正夢

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再び目を開けるととても殺風景な部屋にいた。 やっぱり夢だったのかと安堵した。 だがここはどこだろうか。 周りを見渡しても固そうなベッドとデスクライトに鉛筆、それと紙。 それしかない、殺風景な部屋だ。 しかも目の前に格子があるじゃないか。 なんだ、ここは刑務所か? そう思っていると、目の前に警察が立っていた。 ぼくは警察にここはどこかを聞いてみた。 「何を言ってるんだ。刑務所以外何がある。」 そう冷たく言い放った。 また夢だろうと思い警察になんで捕まっているかを聞いてみた。 「なんでって。お前は自分の両親を殺したんじゃないか。捕まって当然だろう」 僕は耳を疑った。 僕が両親を殺したって? そんな訳がない。 いつも仲良くご飯を食べ、買い物に行きったり、誕生日にちはプレゼントを渡したりと、絶えず家族と話をするぐらい仲が良い。 そんな訳がないと反論したところで、どうせ認められないだろう。 警察はそういう人種だから。 自分が正義だと思い込んでるんだ。 それから数時間たち夜になった。 また同じ警察が格子の前に立って言った。 「出てこい。今からお前の死刑を始めるために場所を移さなければならない。大人しく付いてくるんだ。」
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