彼女は俺の××。②

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「キャーーーー!」 次の瞬間、女子社員の地響きのような絶叫と黄色い声が国事のオフィスを荒々しく包み込み、結果、彼自身がオフィスをさらに騒がしくさせてしまったのであった。 当の私は、気を抜くとすぐにでもよろめいて倒れてしまいそうなほど骨抜き状態だ。 ああ……もう。 いつだって、あなたは私を夢中にさせて、私の頭の中はあなたのことしか考えられなくなるほど、埋め尽くされてしまうんだ。 ……私は一生、あなたに敵わない……。 彼女は俺の××。answer→Fiance(婚約者)……続く。
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