161人が本棚に入れています
本棚に追加
じっくりと時間をかけて、ヤッてみた。
半日がけで、一度も果てずに向き合った。
「……あっ……ぅっ」
「出るじゃねえか、俺の勝ちだな」
バカみたいに、喜んでいた。
自分がとても幼くなった様な気さえする位に。
「ちょっと、身体が疼いただけよ」
「それをカンじるって言うんだよ。ジョカ」
その日、ちょっと浮かれる位、俺はそれが嬉しかった。
その後すぐだった。
この部屋に初めてジョカを連れて来たのが秋だった。
今はもうすぐ冬も終わる2月の後半になっていた。
最初のコメントを投稿しよう!