第二話 Joker(ジョーカー)

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「……何をしている」 「生きているのに、飽きて来た」 首に一生懸命裂いて繋いだシーツの紐を絡ませていた。 俺は、ほとんどのものを、何でも視る事が出来る。 それを職業にする位だ。 「死んだら、ダメだ」 「それを、ジョーカーが言う? 私の動機100%が?」 もう、潮時なのかも知れない。 雪の季節ももう終わり、春が来る。
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