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…そうだ。
社食を出て二人きりになったら、とびっきりの笑顔で彼に想いを伝えよう。
『大好き』
何度でも、言葉にして伝え合っていこう。
想いは直球に。
彼がいつも私に届けてくれるように。
大きな背中を愛おしく眺めながらそんなことを考えていると、不意に振り返った彼が手を差し伸べて来た。
そっと優しく手のひらを重ね合わせると、彼を見上げて微笑んだ。
この先もずっと、あなたと~fin.
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