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BBQに行く身支度をしながら、『やっぱ、車で送れば良かった』と後悔していた。
一人で過ごす、自分の部屋が物悲しくて仕方なかった。
取敢えず、帰ったら台所のカフェエプロンを処分しよう、箪笥の中の詳 細不明の女性下着も。
ベッドの脇に落ちてたローションと、ベッドの下に落ちていたシュシュと、洗面台の隅に置いてあった未使用ゴムをゴミに出そう。
そう心に決めて俺は家を出た。
後日、慶子の母親から、佐賀土産に『佐賀錦』と言う、カステラと羊羹が1本に同居した珍しい半生菓子を貰った。
「娘に手出してたら、私が殴り込みに行ってたって話しだけど、ごめんね。面倒看させちゃって」
何処に? 俺の部屋か? それとも、宗像組の事務所にか?
取敢えず、俺が九死に一生を得た事だけは確かだった。
色んな意味で……。
<了>
後書き、次の『3巻』は年齢制限ストーリーに挑戦<R18>。
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コンテストに出品したり、イベントに参加してみたり、色々挑戦しております。
どうぞ、これからも生暖かい目で見てやって下さい。
2016年12月10日 夕方
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