ねう
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先手必勝。 僕は素早く動き、ねうのしっぽに噛みついた。 『ぎゃあー!?』 ねうは涙を流して、のたうち回る。 『いきなり何をするんだよう。君は女の子だろう? こんな暴力的なことを、男の子の僕にしちゃだめだよ』 …… …… ねうは男の子だった。 しかも、弱かった。
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