Honey dew

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誰にでもね、性癖はある。 迷惑をかけなければ、それでいい。 どっぷりレズに遣っていたわけでもなさそうだ。結婚して子供を産んで。 じゃあ、トラウマもなさそうかな・・・それは私ではわからないね。 あの頃、貴女は年上の細身で背の高い女性からターゲットにされていた。 透明感のある肌、大きな二重の目、一見大人ししく弱々しく見える雰囲気。臀部が大きかったのは、コンプレックスだったようだけど、それが女性達から目を惹いた。 早く選択して欲しんだ。貴女を料理するのが楽しみなわけじゃないんだから。選択肢は2つある。 まだ、決められないって? 昔、文化人たちの交流の場、サロンのような所があった。そこでは才能ある方達・・・男性同士で愛し合っていた。 精神的にも、お互いの才能に惹かれた、肉体的にも。 どれが1番の優先順位だったのだろうねぇ。 私はね、男性には全く興味がない。美しい青年や聡明さは認めるけどね。 貴女なんか比にならない位の色気もあったようだよ。 どうだろうね・・・ すべすべの丘 黒髪 夏なら薄いブルーと白のチェックのスカート 靴下にローファー 少しずつ溢れてくる honey dew honey dew ぴっちり閉じられた部分から 溢れてくる蜜 そう、honey dew 貴女は、やはりこっちの方が興味あるようだね。 思い出してるんでしょ。 私にも性癖はある。 わかってるくせに。 勿論、先の本と同じように「一人の世界」でね。 愚かなことはしないんだ。 あくまで、イメージの中で広がり膨らんでいく 定義はないが、エロスとアートの境界線があるように 私にも「想像のあちら側とこちら側」はあるんだよ。 想像は、創造と同じように自由だろ? ただ、自由には、「責任」がついてくるからね。 ・・・覗きたがって自ら私に近づいた貴女を濡らせるのは、罪ではないよね。
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