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白河さんと付き合い始めた当時、怜斗は照れながら隣でよくぼやいていた。
『この前さ、俺の家に初めて葉瑠が来たんだけど、もう本当に可愛くて。俺、我慢するのに必死だったんだけど』
照れる怜斗の目がマジだ。
『…出た、怜斗の白河さん病』
よくつるんでいた仲間の一人が呆れたように言った。
『もう何回目だよ、ソレ。
お前が白河さんのことが大好きなのはみんな十分わかってるって』
続けてもう一人の仲間がため息交じりに呟く。
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