変わらない愛②

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  『俺、卒業まで我慢できんのかな…』 はぁっとため息を吐いて本気で悩む怜斗をよそに、そばで聞いていた俺を含めたメンバーは、呆れて顔を見合わせると、クスッと笑った。 『てか意外。お前らもうとっくにヤッてるのかと思ってたわ』 『毎日白河さんにベッタリだもんな、コイツ。 ま、白河さん、小さいわりにはからだの発育もよさそうだし?』 『怜斗が触りたくなるのも無理はないよな。 肌白いし、柔らかそうだし?』 『おい! 俺の葉瑠で想像すんな!』 黙ってやりとりを聞いていたけど、いつもの冷やかしに本気で返す怜斗に吹き出した。
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