日高英樹

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当然、不審に感じた彼女は私を問い詰めてきた。 彼女には何も嘘偽りなく話した。 すると彼女は。 「今回は許す。 私は、日高よりはあなたのことを知ってるつもりでいるから、あなたが突然人を殺しだしたり、その能力を使って脅したりしないことは知っている。 けど、 これ以上こんなこと こんな人を殺したりするようなことしたら絶交だから。 いや、警察なりなんなりどこか適当な機関に信じてもらうまで話すから。」 そう言ってうつむいたまま走っていった。 それ以来私はこの能力を使っていない。 早紀に嫌われるのがいやだったこともあるし、何より私自身使う気持ちになれなかった。
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