メインルーム

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「おかげ様でね。ところで支配人、これはどういうことかな?」 「ン? 何ノコトダネ?」  石の表情で画面にいる彼に詰め寄るが、すっとぼけて全くこっちの話を聞こうとしない。彼はと言うと、きょとんとした顔できょろきょろと私を見て、画面にいる支配人を見て、を繰り返していた。 「破片者(パーツ)の件や他のことで、聞きたいことが山ほどあるんだけど」 「マァ、ソレハジックリト説明シマスカラ!」  全く。お前のせいでさっき、死にかけたんだけど!  当の支配人はと言うと、落ち着いてくれとでも言うかの様に、両手でまったまったと身振りをしていた。 「僕のこと、忘れてないかな?」 「アッ! 麗サマデスネ。オ久シブリデス!」  すると突然、彼が笑顔で話に割り込んで問いかけていたが、支配人も顔見知りかの様に接し始める。 「こっちも言いたいことが山程あったけど、望が代弁してくれると思うから、僕からは何もないよ」 「え?」  余りにも突拍子も無く答えていたので、ポカンと口が開く。  何でもかんでも、私の名を勝手に出さないで! と言いたかったけど、言ったところでややこしくなるので黙って見ていることにした。 「それより支配人」 「ハイ。何デショウ」  緊迫した空気が流れる。今度は何を言い出すのかと思えば……
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