第2章

29/36
前へ
 /1095ページ
次へ
 リビングから戻った私達は、早速リュックから右手を取り出し、傾いている天秤に乗っけると、ゆらゆらと揺れながら反対側が持ち上がり、平行になった。  と同時に、机の引き出しからカチャッと音がしたので開けてみると、またもや紙切れを見つけた。日記の切れ端みたいだが、今度は少し小さめだ。 「まただ」  私は呟くように手に持っているが、麗はまだ近くで、破れたシーツや壁を触ったりしていたので、改めて切れ端をよく見てみる。

最初のコメントを投稿しよう!

50人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>