真昼のクーデター

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「ここで乱闘されたら困るから。」 「やるかもしれない。」 「そうだよね。」 杏奈なら本当にやりかねないと思った 洸一は笑っだ。 「あ、今日これから友達とお茶してから 実家に戻る。」 「了解。楽しんでおいで。」 「ありがと。」 「悠汰は?」 「出がけに泣かれた。」 「やっぱりね。初めてだろう? 君と 離れるの。」 「うん。帰ったらどんな反応するかなあ。 ちょっと楽しみ。」 「時間は?」 「そろそろ行く。」
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