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じゃあ誰かのイタズラか? このアパートに前住んでいたやつの嫌がらせとか?
「なにか、連絡の行き違いがあったみたいですねぇ……で、どうします?」
「あ? どうしますって?」
「せっかくここまで来たんだし、私のこと買ってくれません? お安くしときますよ、うふふ」
「うっ……」
ナツメは妖しく微笑んで長髪を誘惑する。これほどの上玉、並みの風俗ではまずお目にかかれない。やや目元がキツい印象を受けるが、それが却って男の本能を刺激するような感じだ。もう長いこと女を抱いていないし、ここまで言われたら我慢はできなかった。
「ま、まぁそうだな。ナツメちゃん……だっけ? せっかくだからお願いするわ。あっ……でも、この部屋は邪魔な奴らがいるから、どっか別の部屋に移動しよう」
「あっ、お友達がいらっしゃるんですか? 何人くらい?」
「俺の他に四人だけど……」
「私は大丈夫ですよ。体力ならありますし」
ナツメはそこで男へ耳打ちするように小声で言う。
「……それに、好きなんです。……沢山の男の人にされるの」
「ま、マジかよ……そんじゃ、とりあえず中へ……」
長髪は興奮しつつ、ナツメを部屋へ招き入れる。
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