第三章 後悔

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「俺ですかあ、うーん、1人でさっさと食って戻ったからな。半くらいにはベンチにいたけど…あ!そうだ、山下と別れてすぐ焼そばの屋台いきましたけど、その時俺、支払いの時に焦って小銭ぶちまけたり、それを拾おうとしてハシ肘で当てて落としたりしてしまったんで覚えているかも」 「なるほど、ありがとうございます。ちなみに、お二人は仲は良いのですか?」 ノートパソコンにものすごい勢いでタイピングしながら、納賀見は引き続き聞く。 「そうですね。俺が7年前に今の会社に入った時仕事教えてもらって以来何かと馬があって、よく飲みにもいきましたね」 「今日は、お忙しい所をありがとうございます」 例を言うと、納賀見は上有の所を後にした。
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