第三章 後悔

16/17
前へ
/64ページ
次へ
◯杉下久成の証言 「入口付近で会いましたね。あの日初めてお話したんですが、無茶苦茶野球上手くて、話を聞いてみたら、高校時代甲子園行った経験があるとか」 「ほう、そうだったんですか」 納賀見はパソコンを打ちながら相槌を打つ。 「話を聞いてみたら僕の高校と対戦したみたいで盛り上がりましてね、屋台まで一緒にいきました」 「一緒に食事は取らなかったんですね」 納賀見が聞くと、杉下は笑って言った。 「一応相手チームですから」
/64ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加