第一章 再会

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普段はやらない喋り方や、他人を無視して強引に間に割り込み連れて行くと言う態度に。 (聞かれた…。) * 「お待たせ」 「おう、じゃあ行こぜ」 「ねえ、ねえなに食べる?」 「お好み焼きいいよね。たこ焼きも捨てがたいな」 榊の心情など察せぬように吉原は、幸恵と楽しげに喋っていた。 「うっわあ、やっぱり混んでるな」 既に屋台には列が出来ていた。芝生や木の下なども食事をしている人で溢れていた。 「私場所取りしておくし、買ってきたら」
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