愛猫
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チョコが死んでから2週間経っても俺は悲しみから抜け出せずにいた。 その日もいつものように部活を終えて家に帰りつき、玄関のドアに手をかけた時だった。 折り紙を細長く切った紙が風に揺れて視界に入り込む。 『 チョコになりたい 』 15年前の7月7日。 隣の家の笹の葉に吊るされた短冊に書かれた願い事。 隣には小学2年生の女の子、メイが住んでいた。
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