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《スタンスフィールドの名言集》
「嵐の前の静けさが好きだ。ベートーヴェンを思い起こす」
↑言葉通り、すぐに彼自身が嵐を起こす事に。ベートーヴェンに酔いしれながらショットガンの引き金を引く様は狂気以外のなにものでも無い。
「聞かせてやる」
↑部下にベートーヴェンは好きか?と問い、別にと言われるとこの台詞で返し、ショットガンを奪い取った。そのままドアを撃ち、マチルダ宅に突撃するスタン。
ちなみに安原義人版吹き替えだと「お聞かせしよう」である。
「おまえはモーツァルトのファンだな。おれも大好きだ。あいつはオーストリア人だって知ってたか?だが、オーストリアっぽくない。軽い感じだ。重厚な感じの方が好きだ。ブラームスを聞いてみろ。あいつもいい」
↑追い詰めたジョセフに語る場面。スタンの音楽好きな面と詳しい面が強調されている。こういった残虐以外の面が様々なファンに支持されてる要因のひとつかも?
なお、このセリフはゲイリー氏のアドリブだという。
「ヤクを探せ」
↑ニタニタしながら音楽について語るスタンが、急に真剣な顔をしながら部下に命令。私は基本的にこういうニヤニヤしてたのに急にドスをきかせる演出が好きだ。
「スーツをダメにしやがったんだ!」
↑スタン自身の肉体にダメージはなかったのだが、彼はスーツに穴を開けられた事がよほど我慢出来なかったのだ。
ちなみにいつも同じスーツを着ているようなので拘りは強い様子。
「スペシャルデリバリー…何だろう。中華料理か?…タァイ料理か?」
「わかったぞ。イタリア料理だ」
↑紙袋に銃を隠したマチルダが乗り込んできた時、ドアの裏に隠れていたスタンが出てきて言った台詞。マチルダはこの紙袋をスペシャルデリバリーと偽って入り込んだのだが、なんとそれを聞いていたのだ。
イタリア人殺し屋のレオンの関係者というのも気付いているのか、イタリア料理だと言ってくるのもポイント。
「お嬢さん、名前は?」
↑自分を殺しに来たマチルダへの問い。安原義人版吹き替えは「お名前なんてぇの?」であり、ニヤニヤ加減からも危険を感じる場面になっている。
「いつもそうだ。本当に死の恐怖を感じた時、命の大事さが分かる。生きたいか?」
↑自分を殺害するために乗り込んできたマチルダを逆に追い詰めるスタン。このセリフから毎回毎回同じような感じで人を追い詰めてきたのではないかと思う。
口調は優しいが、言葉が徐々に重い方向へ向かうあたり、勘の良い人なら自身の危険を感じるだろう。
「よし」
「死んでもいいという人間の命を奪っても面白くないからな」
↑上の台詞に対し、死にたくないという意思を口にしたマチルダに対してのスタンの素敵な返答。最初から殺す気満々だったのにわざわざ質問して死への恐怖を煽ってから殺そうとする。残忍さがよく分かるシーンだ。
わざわざ計算して恐怖を煽るあたり、ただのヤク中キチガイではなく頭が良い事が分かる。
「総動員だ」
↑レオンに苦戦し、なかなか仕留めきれない突入隊の方々。思惑通りにいかないのに苛立ったのか、部下にこう言い放つスタン。
対して部下は「総動員とはどういう意味ですか?」と聞いてくる。それはそうだ、たった2人殺害するために総動員するのはオーバーだろう。
「総動員だよ!!!(「エッッブリウァアアアンヌッ!!!」)」
↑上述の通り聞いてきた部下への怒りの返答。
それまでのスタンのキレっぷりでは一番危険な香りがするので、緊迫感に包まれる。尤も、我々視聴者から見るとこのキレっぷりにはついクスッとなってしまうのだが。
「左様でございますが?」
↑瀕死のレオンにスタンスフィールドか?と訊ねられた際の返答。ちなみにこれは安原義人氏の吹き替えのみ。
安原義人版は翻訳はちょっとイマイチなのだが、安原義人氏の演技力で常にキチってる感じのスタンを堪能できる。
「くそ」
↑レオンの最後の自爆作戦を察した彼の最期の台詞。吹き替えによっては「やられた」とも。
個人的にはこのあっけなさが逆にイイ!のだ。
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