ジョン(酔拳2)

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《ジョンの名言集》※大塚芳忠吹き替え版準拠 「イギリス領事の希少品を盗んだやつがいる。おい、調べろ!」 ↑列車内にて。この時から偉そうにはしているが、この部下にやたら偉そうなのとスーツ姿が一見彼を大した事なさそうに感じさせる。 「父親の将軍はこの近く最高の司令官です」 ↑アンディ・ラウ演じる諜報員を見て、さすがに何も言えないジョン。ここで小物臭がしていたのだが… 「お任せを。有無をいわさず黙らせますから。たっぷりとヤキをいれてやります」 ↑製鉄工場の労働者に更なる重労働をさせようと企む英国領事。それに対するジョンの返答。労働者に対する同情心等は持ち合わせていない。 「構わん!もっとやれ!どうです、これで奴等も逆らう気などなくなるでしょう」 ↑ 重労働を押し付けられ、当然文句を言う労働者達を暴力で従わせようと暴れるヘンリー達。ジョンはボコボコにされる労働者達を嘲笑うかのように言う。 なんというブラック企業か。 「本当にこの野郎にやられたのか?」 ↑中盤、フェイフォンの酔拳にやられたため、ジョンを連れて復讐に来るヘンリー達。だがフェイフォンは父に怒られ、酔拳を禁止された事でヤケ酒を起こし泥酔していた。戦える状態ではないフェイフォンは当然ながら一方的に蹴られ続ける。 「おい待て!大勢が見てるんだろう。頭を使え」 ↑泥酔し、倒れたフェイフォンを大勢で仕留めようとするヘンリー達。が、ジョンの知略でフェイフォンは素っ裸にされ、晒し者に。 助けに入ったフェイフォンの友人、ツァンも添え物のように倒れていた。 「はい領事。こうなってはウォンってやつも今までのように強気には出れんでしょう。バカ息子が領事館に不法侵入したんですから」 ↑英国領事の野望を阻止しようとしたフク・マンケイの意志を継ぎ、領事館に国宝を取り返しに侵入したフェイフォンとツァンだったが、捕まってしまう。 彼等と引き換えに、フェイフォンの父は大事にしていた土地を手放す事に。おそらくジョンの知略であろう。 「こんなんじゃ腹の足しにならんからな。俺が売らなくても誰かがやるさ」 ↑国宝を売っている事に対するジョンの気持ち。中国人である彼だが、国宝に対する思いはこの程度である。 この言葉からすると英国領事に盲信して付き従っているのではなく、お金が好きなのだろう。 「貴様まだ懲りんか?素っ裸で晒し者!俺も見物させてもらったし、領事館では痛めつけられたのにな」 ↑なおも英国領事チームに立ち向かおうとするフェイフォンに対して。この映画におけるジャッキーは失態だらけである事がこの台詞からも分かる。 「もうひとつ!」 ↑大勢でフェイフォンに襲いかかる部下たちへのアシストでフェイフォンに日を放つジョン。この横槍の入れ方から大した事ないやつだと思っていた。 ちなみにこの火は部下に直撃するが、全く気にもとめていなかった。 「では酔拳を───拝見させてもらおうか?」 ↑私が大好きな「I字バランス」をしつつ、メガネを外す場面。この動きに私は素直に「うわ、すげぇ」と思ってしまった。 この場面の前のジョンの凄まじい足技アクションと相まって、彼への評価がグッと上がる。 「なかなかの威力だろう?」 ↑足技主体のジョンがフェイフォンに拳を喰らわせ、一言。田中正彦版では「拳の威力はどうだ?」であり、彼が足技だけではない事を誇示するかのような台詞である。 「ハハッ、川は船を運ぶが時に船を沈めるか?貴様にそんな力はない!」 ↑2人がかりで大打撃を受け、熱した床に落とされるフェイフォン。傷だらけ火傷だらけになり、追い詰められた彼を嘲笑うジョン。彼はフェイフォンの扇子を拾い上げ、書かれたことわざをもコケにする。 投げられた扇子は火に入り、燃え尽きたのだろう。だがその火がまるでフェイフォンに乗り移ったかのような逆転劇がここから起きる事に。 「…ぶっ殺してやる!」 ↑工業用アルコールを飲み、ヘンリーを瞬殺したフェイフォンに対し。だが、工業用アルコールを飲んだフェイフォンはまさにバーサーカー。最初は互角に戦うジョンだが、徐々に追い詰められていく事に。 これが視聴者をスカッとさせる展開で、エンターテインメントとして成功している。 8f455865-c5c7-46fd-9687-95b66925c48e
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