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《名も無き修羅の名言集》
「きさまも死にいそぐか!!ならば見よ!わが死の舞いを!!」
↑明らかに雑魚のそれではないオーラを漂わせる砂蜘蛛。武器も駆使し、直線的とは違うトリッキーな体術から見てもボスキャラ設定でもおかしくはない。
「この国では元斗皇拳など知らぬ!通じぬ!!ましてや片足で伝承できる拳法など笑止!!」
↑確かに!と思えてしまう台詞。まぁファルコの場合は後で義足になったわけで、砂蜘蛛は何も知らないくせにこんな事言ってるわけだが現に勝利しているのは砂蜘蛛だからかこんななめた事を言われてもファルコは黙って悔しがるしかないのだ。
「オレにはまだ名など許されておらぬ!!オレはただの修羅のひとり!!」
「だがきさまは知らぬ!そのひとりの修羅すら数百の屍を築きようやく修羅と呼ばれることを」
↑なんと彼がただの雑兵である事が明らかになった台詞。RPGでいう初期ダンジョンのボスより後半の町の外にいる雑魚の方が強いみたいな感覚を味わえる。
「甘いなケンシロウとやら。なぜわざとはずした。このオレを倒すチャンスはそのファルコとの戦いで疲れを残す今しかなかったものを!!」
↑さすがの砂蜘蛛もファルコにストレート勝ちしたわけではなかったのか、体に疲れを残していたらしい。逆に言えばそんな状態であのケンシロウ相手に善戦したわけだ。
ぶっちゃけなんでこいつに名前ないんだ。おかしいだろ!
「たぎる!!久しぶりに修羅の血がたぎるわ!!」
↑やはり彼も修羅である前にひとりの男であり、武術家なのだ。強敵が現れ、血が熱くなる!これがまさに男の戦いなのだ。ちなみに後に出てくる雑魚修羅達にはこんな描写すらない。
「修羅の国では死はすなわち敗北!!闘いに一切の情けはかけぬ!!修羅の道とは手段を選ばすただ勝ち、生き残ることのみ」
↑この言葉どおり、義足が外れて戦えなくなったファルコに容赦なく攻撃を浴びせたようだ。修羅の国においては情け無用が当たり前である。戦いにおいては基本的にそうであろうが、さらに徹底しているのだろう。負けたら死ぬ世界で生き続けたらこうなるのもしかたない。
「凡羅破魅陀亜仏弟斗羅」
↑これを唱える事で秘法拳・修羅忍道破魔砂蜘蛛が発動する…のか?唱える事にどういう意味があるのかは不明
「ふは~~次にオレの姿を見た瞬間きさまは死ぬ!!」
↑砂蜘蛛というニックネームの由来でもある技を発動し、地面に身を潜める。ちなみにこの場面、パッと見駄々っ子のようにも見えてしまい、いわゆるシリアスな笑いが発生する場面でもある。
それにしてもきさまは死ぬ!と言い切っているが、この技は単に地中に潜るだけである。何か一撃で仕留めるようなアテがあったのだろうか?
「い…行け!!地獄へ行くがいい!!これより先に進めばオレよりはるかに強い名を許された修羅達がまっていよう!!」
↑議論の対象になりがちな台詞。この後の修羅達の強さのデフレ具合があまりにも凄まじかったのが問題なのだ。
おそらく砂蜘蛛にさえ遭遇しなければファルコとケンシロウが合流し、本土のいくらかまでかは相棒としてやっていけてた可能性もある。
「おぼあ!!」
↑北斗の拳恒例の断末魔。砂蜘蛛の場合はこれである。あまりインパクトがない方か。やはり『ひでぶ!』『あべし!』『うわらば』にはかなわない。
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