第1章

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ホリエモンの言動が、アメリカの支配層の言動と似ている(新自由主義経済主義者=アベノミクスも根は同じ。弱肉強食の経済システムを目指す)から、ホリエモンに反発する俺の意識が、トランプを大統領にしたアメリカ国民の意識と同じようだと考えて貰えば判るだろう。 しかし、これは支配層にとっては困る事(金持ちがより金持ちになり難くなる)だから、トランプを当選させてガス抜きをして、その後で暗殺というシナリオだろうと思うのだ。 トランプも同じ支配層に属する人間だから、暗殺の可能性は承知しているから、トランプタワーの最上階に住むと言っているのかも知れない。 新自由主義経済主義によって、自己責任という耳障りの良い言い回しで、巧妙に搾取されていた事に気付いた、一般庶民の反乱だと考えると理解できる。 問題はそれを何処まで自覚しているかという事だが、今は目先の事だけに問題意識は限られていると思うのだ。 トランプが打ち出した政策の中で、グローバル化を逆行させようという試みは、ある程度は正しいと思っている。 資本主義経済とは、製品の性能差や良質性が価格差を上回る限りでは価格競争から免れるが、基本的には価格競争に依って、生産拠点は人件費が安い国を求めて移動する。 名前は自国メーカーでも、中身が他国製だという事は、国内から資金が出て行っているという事になり、純国産と比べたら国内の利益は減る。 金持ち(資産家)はこの会社の株の配当で利益を得るが、労働者には利益分配は無いのだ。 こんな話は、新自由主義経済主義者なら百も承知だから、トランプが当選し、表向きは是正する政策を実行する事が選択されていない限りは、やはりトランプは暗殺される流れになるのだと思うのだ。
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