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「あ・・・」
「どうして欲しい?」
「意地悪・・・」
涙目で睨み付ける。
「美羽、言ってよ」
雄聖は余裕そうに笑う。なんだか悔しいけど・・・
「・・・・触ってほしい」
消え入りそうな声で、でもはっきりと言葉が出る。身体の欲求には逆らえなかった。
中心に雄聖の指が伸びる。すでに潤っているそこが雄聖の指を絡み取る。
「美羽、すごい濡れているよ」
私の体液が絡みついた指を見せられる。
「美羽の味」
雄聖が指先の私を舐めとった。そのしぐさが妙に野性的でドキドキした。
「そ・・・そういうこと言わないで」
あぁ、もう、手の平の上で転がされているようで悔しい。
雄聖は、私を何度も快楽の底に突き落とす。
私の女の部分は、これでもかというくらい貪欲に、雄聖の指と舌を咥えて離さなかった。
こんな私、見ないで欲しい。
こんな欲望に忠実な私を、雄聖は何度も何度も追い詰める。
久しぶりの絶頂は、どこかに飛んでいきそうなくらいの刺激で、しばらく動けなかった。
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