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「おい、ジロー起きろ、起きろ朝だぞ」
僕を呼ぶ声で目が覚めた目を開けるとそこには親友のケンがいた。
「ん、おはようケン」
まだ眠そうにしている僕を見てケンは云った
「ほらしっかりしろもう飯の時間だ」
「うん分かった」
僕とこの山に一緒に住んでいる、いや正確に云えば
閉じ込められているのだ。
僕たちは物心がついた頃にはこの山に閉じ込められていた、閉じ込められているのは僕たちだけでなく
他にも閉じ込められている仲間がいた。
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