0人が本棚に入れています
本棚に追加
飯はいつも僕たちを閉じ込めている奴らが決まった場所に用意している。
「しかし一度でいいから腹いっぱい飯を食ってみたいな」
ケンが飯を頬張りながら云った
そうだねと僕が云おうとしたその時上から気配を感じた。
そこに居たのは僕たちを閉じ込めている奴らが居た奴らはどんどん集まってきて僕たちを見下ろす
これが毎日夕方まで続く。
何を云っているのかは分からないが本当にうるさい奴らだ。
その日の夜ケンが
「明日の朝ここから逃げ出さないか」
と云いだしたのである。
「頼む一緒に来てくれ外の世界を見たいんだ」
「分かったよ、何か策はあるのか」
「いや、ただあいつらが飯を持ってくる時に隙をついて逃げ出すだけだ」
「分かったじゃあ明日ここから出よう」
最初のコメントを投稿しよう!