聖なる夜の物語

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そして、近くにあった枝を二本、雪だるまに刺す。 「なにしてるの?」 「知らない?雪だるまに枝を刺して、ここに手袋をつけるの。頭にはバケツを乗せて、マフラーもしてあげたら寒くないでしょ?」 サンタクロースは自分の手袋と帽子、マフラーを取ると、できあがった雪だるまにそれらをきせた。 できあがった雪だるまは、確かに雅也が想像したものに近い形になった。 「お姉さん、寒くないの?」
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