聖なる夜の物語
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そのうしろには、まだ幼い男の子が、クマのぬいぐるみを抱えて立っている。 「…………うん、解った」 「いってきます」 「いってらっしゃい」 小さく手を振ると、無情にドアが閉まる。 母の姿が見えなくなって、雅也はとぼとぼ、玄関から電気の灯されている部屋に戻った。 「………今日、クリスマス・イブなのに………」 涙を堪えながら、雅也はそう零した。
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