君の本音を引き出す方法~side by 渉~

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「ちょっ……邪魔。ねぇ、樋山くん」 だがそんな反省の数分後にまたこんなことをしているという。まじでバカになったか。 「やっ……」 キッチンに立つ佐和さんを背後から抱きしめ無理やり口付ける。すると彼女の手から菜箸がコトッと床に落ちた。 「ンッ……だめっ、」 それをいいことに、佐和さんの弱いところを背後から攻めた。彼女は身をよじって抵抗するが、それが余計に俺の理性を掻き立てて、やめようにも止まらない。 「樋山く……っん」 いつ聞いても色っぽい声。 でもひとつ。前々から気になっていたことがあった。
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