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ミチコは目を開けて、横目で元気を見ながらペニスを触った。 ふにゃふにゃに柔らかいのを知り、ため息まじりに、「…疲れてる? 残念ね~」と言って背中を向けて寝てしまった。 元気も仕方なく目を閉じた。 しばらくすると寝息をたてた。 やはり寝不足だったのだろう。 なにしろ、変なビルに入ってしまって、あんなアレックスなんて大 男と知り合いになったり、靴屋の店員をしているマキとジャズ-レス トランで再会したり、そのあと、となりで寝ているミチコと親しく なり、新しいことが次々と押し寄せてきた。
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