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「ハイ、承りました。スタッフがお部屋までおうかがい致します」 「じゃ、よろしく!」 元気は、明るい声でスタッフに答えると、急いで3Fのカフェテリアに 向かった。 もしかしてジョリーが働いているかもしれない。 そんな考えが浮かんで、足取りが軽い。しかし店に行ってみると 準備中の札が出ていて、店内に人影がなかった。仕方なく、同じ フロアーにある飲食店を見て回った。 通路に人通りはあり、営業している店もあった。 元気は、コーヒーとトーストが食べられそうな店を見つけて入った。 店内には明るい曲調のクラシック音楽が流れていた。ピアノの音が か軽やかに聞こえた。
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