思い出

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「こいつが迷惑かけたお詫びになるかわかんないけど 良かったら明日俺らのサークルに招待するよ。 気が向いたら二人で遊びにおいで。」 そう言って渡されたのは A5サイズの藤色のコピー用紙だった。 そこにはサークル名と 会合場所等が記載されていた。 「……レクリエーションサークル?」 「簡単に言えば夏はBBQしたり 冬はスノボしたり。 みんなでわいわいするのが好きなやつらが 集まってるから 新人さんでも楽しめると思うよ。」 あの人もいるのかな……。 未だに頭をさすりながら しゃがみこんでいる先輩に目を向けると 目の前の人に笑われてしまった。
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