第9章 「光を灯して」ホワイトライト!

2/11
前へ
/19ページ
次へ
今度の 紫の影は 恐らく 蒲田さんを 呼び出した 僕 無明 灯 と 無意識に紫の影を 撥ね付けている 神明 光さんに 対する 監視 が 目的 なのでは ないかと 僕は 推測して この二人には まだ 紫の影が 視えていないので 敢えて 気がつかない ふりで 話し 続けて ともかく 蒲田さんに 「生き霊について」論文を 真面目に 書いてもらうことを 承諾させて 彼女たちには 危険が 及ばない とは 思うが 二人を 蒲田先輩の アパートまで 送って行きました。 さて 紫の影が 次は どういうことを 仕掛けてくるかは わからないが もし 彼女たちの ところに とどまるようなら 僕も 浄めの塩にて 撤退 させる つもりで いたのだが どうやら 僕の方に ついてきたので これで 良しと して この後 こいつが 何か仕掛けてきても 僕としては 動きが 視えているため まあ 対処 できるとは 思うが さて 困ったことに こいつが 家まで ついて来られるのも 問題だし と とりあえず 僕の力に なってくれている 例の 神社を経由して 帰宅することに あとは 交通機関が 使えない ってのも (影が何をするかわからないため) 問題で 結局 歩いて 神社まで 二時間かかったなあ その間 ずっと 後ろからは こいつが 狙ってるし いやはや この時は まいりましたね なんだかんだで 夜七時頃 神社の 鳥居前に着くや やはり 紫の影 境内には 来ませんね まあ そこで 神様に ご挨拶して から 帰宅しました。 その後 影は どうしたか? って まあ 消えるところは 見てないが 境内から 出る頃には あの 嫌な 紫色も 気配も なくなっていたから まあ なんとか しかし 毎日 こちらに 来られても しんどいため 次の手をこちらも 考えなきゃと また 思案開始です。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加