第9章 「光を灯して」ホワイトライト!

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大学に 最近 なにしにきてんだか まあ 実際 出席とる講義は 出ては いるけど それでも 大講堂では また 久門七味先生の 「神仏入門あやかしとのつきあいかた」なんて 読みつつ 夜霧の紫の影 対策を 四六時中 考えてますね 今日は 大学あとは 書店バイトへ また 光さんも 家庭教師へ 行くため 蒲田先輩 不安気では あったが 部員 田町さんや品川さんと サークル室で 過ごした あとは 図書館にて 生き霊について 真剣に 取り組むため いろいろ資料集めとかして 気をまぎらわせる も 論文書くのが ものが 生き霊 だけに なかなかね しかし まあ 浄めの塩 に 彼女も 手に入れた パワーストーン を 首から下げては なんとか 落ちついて きては いるようで さて やはり 気になるため バイト終了後 蒲田さんに すぐ連絡入れては 「大丈夫。ったく二人。心配症なんだから」 どうやら 光さんも 少し前に 連絡したみたいで その後 僕は 神社へ 寄っては 神様に 「この先、よくないこと、ありませんように」と お願いしては 家に。帰宅途中 ビルの工事現場 あるところ 通りかかった時 頭上から 看板が いきなり 降ってきて バシャーん と 目の前に 落下 間一髪 あまりの恐怖に 冷や汗 上空を 見上げても 暗い夜空に あの 紫の影 らしきユラユラが 去っていくのを その時 僕 初めて この夜霧の執念に 恐怖心覚えました。 そう 昼間や 近くにあの影で 現れるなら 対処できるが いまみたいに 遠くから 見えにくい 暗い時間帯に やられたら 対処できない と。 僕は その時 光さんが 心配になり すぐさま 電話 「どうしたの灯。?」と いつもの声だったので ひと安心 「いや、光の声聞きたくて」と 彼女を 心配させないように して 電話を切り なんとかしなければ!?
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