第9章 「光を灯して」ホワイトライト!

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紫の影に対する 視る力を解放するだけでは 単に 疲れるだけなので それは やめて なにか 嫌な悪寒を 感じるように 感度を研ぎ澄ますやり方 昨夜から いろいろ方法を 試して なんとか 凌いでみることに さて 朝から 大学通学で いつも 同じ車輛で 会うはずの 光さんに 会わなくて なにか 嫌な予感したので メールしたら 「昨日さ、帰りの電車んなかで、風邪うつされたみたいで、熱出ちゃた。」 と メール 少し安心するも 「でもおかしいんだよねえ。あたしの席のまわりにばかり、咳き込む人ばかりいてさ。コンコンって咳きするんだもん。あれじゃ風邪うつっちゃうよね。あとでお母さんと近くの内科行ってくるね」と このメールみて なにやら 嫌な感じを受けたんだな つうか これは 夜霧のやり方が 巧妙化したものと 判断した 視える僕に対しては 見えにくい 昨日のやり方 近づくの難しい 光さんに対しては 風邪の人間を わざと 彼女の傍に 行かせて 病にしてしまう という 悪意のあるやり方に 僕は 頭きた! 「夜霧の野郎、こうなりゃ、直接対決しかない!」と 決意して 大学自主休講して 川崎部長に 夜霧の連絡先 を 聞き出して 「一応、あいつの場所とか知っておいた方がいい」とか 適当な理由つけて と言うか 川崎部長には 意図 わかっていたかもしれない が このままでは 次 何が起きるか わからないため 僕は 行くことに した 夜霧の いる大学へ そして 話し合いに その前に こちらも 武装 というか 防御を あげておくため 浄めの粗塩 に パワーストーン を 手に入れるため 例の神社と パワーストーン屋さんに 行って 自分に合うストーン 白い石を 二つ手に入れて 万が一のため 一つを 光さんに 届ける ため 光さん家へ お見舞いがてら 伺ったら 弟の晃くん いたので 光さんに 渡して もらい とりあえず 決戦?の明日に備えて。。。
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