第8章 「紫の影」パープルシャドー

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大森先輩の 運び込まれた 東虹野病院へ 川崎部長と 待ち合わせて 向かいます。 部長から 僕たちに こんな 言葉が 「どうも、大森のやつ、何かに、四六時中、見張られているって、この前、相談受けたんだが」 「ストーカー?かしら」光さん 嫌な表情で 言うと 「いや、恐ろしい、悪意みたいな嫌な雰囲気っていうのだが?俺も、よくわからなくてな。」 そこで 信じられないかも しれない話 例の 僕の視た 紫の影について 話すと 意外と 部長も 受け入れたのか? 「うむ、そうなると、何か怨まれたりか?」 などと言いながら 病院へ すると 入口にて 蒲田先輩が 待っていて 大森さんの 病室へ 病室内では 足を骨折した 大森先輩 ベッドを 斜めに起こして 待っていたようで すぐに 迎え入れてくれました。 ここは 二人部屋 らしく 同室の方は いま 診察行っているとか 大森先輩 笑顔を見せてくれたが やはり 何か 窶れたような 先ほどまで 蒲田さんと 話をしていた ようで その続きを 僕らにも その話 要約すると 原付スクーターで 帰宅途中 郊外の畑とかある 細い道を 慎重な彼らしく 時速20キロ くらいで ゆるゆる 走っていたら 急に 目の前に 何か 紫色のモヤモヤしたものが 現れるや 飛びかかられた それで 転倒して と 事故の 原因を 話すや 川崎部長と 光さん それと 僕 お互いに 顔を見合わせるや 僕の 視た影について 大森先輩に 伝えようとした その時でした。 病室の入口より 何か 嫌な気みたいなのが 流れてきて 何気に 視た 瞬間 ぞっ! としました 。 いま 話していた 紫色の影 というか 大蛇のような身体を うねうねと が 顔が 人のような 思わず 僕は 写メを パシャっと 撮影。 いきなりの僕の 行動に 皆 唖然としたが 大森先輩だけが 怯えた顔で 「無明くんにも見えたのか」と。
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