第8章 「紫の影」パープルシャドー

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画像を 拡大して 蛇体の 顔 確認したら あの男 帝央大学 「UMA」部長 夜霧 悠矢 あの傲慢な 顔にしか 見えません。 これを 見た 蒲田さん 青ざめた 顔で 話しはじめました。 学祭以降 てきとーな 文章を 送信して そのままに しておいたら どう調べたのか いきなり 電話が かかってきて 「【もののけ復興】を書いた文とは 全然違う と 言われ あんな 生ぬるいサークルにいるからだ と 決めつけるや 君を 我がサークルの 特別会員にしてやるから マスコミ相手に あの素晴らしい 文章を 書いてくれ」と これから そちらへ 行くから 指定した 喫茶店に 来いと 命令口調に 頭きた 蒲田さんは 「私はあのサークルが好きなの。彼氏もいるから行きません。二度と連絡しないでください」と 突っぱねたら 「そうか。そういうことか。わかった」と 引き下がったという ことが あったとのこと。 それで そのままにしてたら 今回のことが 川崎部長 と 無明 灯 どうやら 同じような 見解に 夜霧は 受け入れず 生き霊 (悪霊?)に なり 蒲田さんではなく 大森さんを 狙ったのでは? 僕も 実話怪談のいくつかで 生き霊は 普通の霊よりも 質が悪く 強いと 読んだことが あり かなり 前に 光さん家から 帰宅中 濃い紫の影に纏わりつかれた サラリーマンを 思いだし。 そして 光さんの オーラでも 消滅しなかったのが 証拠では ないかと。 話すや 蒲田さん ガタガタ震えだしてしまい 僕が 持参していた 浄めの塩を彼女に 渡し「あいつは、蒲田さんに危害を加えるつもりはないから」と。落ちつかせ。 今後の対策を 川崎部長から 「なら、俺から、蒲田さんの引き抜きの件を厳重注意して、一切うちとは関わらないと誓わせよう」と 言うや 一人 先に 帰宅しました。 さて こちら 蒲田さん 一人で アパートへ 帰すのは危うく感じ 今日は 光さんの家に 泊まりに 行くことに。 無論 家までは 僕が ガードして でも光さん なんか不服?「なんであたしには塩ないの?」と
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