第8章 「紫の影」パープルシャドー

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「走ってきてって。。僕は陸上部じゃないぞ~」と言うや 「んじゃあ 自転車で 急がないで 危なくないように」と言う光さんに 「おいおい 彼は こちらから緊急事態で呼び出されてるわけでさ。急がなきゃ 意味ないんじゃないのおー」と蒲田先輩にツッコミ入れられて 「そうかあ じゃあ危なくないように安全に 急いでね」と 今度は無茶ぶり 思わず吹き出しつつも「わかった 危なくないようにダッシュでくるは」と 言い残して やっとバイバイ まあ この明るさあれば こちらは大丈夫だと思い 僕も 帰宅することに。 あと、ここからは 翌日 大学で蒲田先輩から聞いたのだが。。 神明家では 突然の訪問者に わさわさしてたみたいで 弟の晃くんや お父さんも なんだか そわそわしちゃって 可哀想なぐらいだったって 僕が行くとそんなそぶり全然 ないのにねえ やはり 女子大生が 来るっていうのは 男子たちにとっては 一大事だった ようで。。。。それ聞いて 笑ってしまいましたね しかし 同じ 光さんっつう 女子大生いるのに 彼女にしてみたら ちょっと不愉快だったみたい。。。。。 光さんの部屋で 光さんがソファーをベッドに並べて おやすみタイムのはずが。女子トーク盛り上がって 「ええと光は無明くんとはどこまで行ったのカネ」と おやじが言ったらもろ セクハラ言葉をうけた  光さん 「千葉DR と神宝町古本屋街 映画館とか美術館 図書館とかだよ」   とあまりの 大ボケに 蒲田さん 大笑いしてしまい「違う違う そのABC だよ」 「あっええとね 初めてのキスは長野の合宿ん時」とのこれまたとんちかん ですけどなの回答に 蒲田さん 降参。。。。。 二人 とも睡眠に。。 一方僕は 帰宅後 すぐに 光さんに渡した 浄めの塩の代わりになる  お守りを 神社へ 明日一番で頂きに行くことにして こちらも 寝ようとした時 メールが。。。。光さんたちに何かあったのか?。。。。と 不安になりつつ メール相手をたら 「今日 蒲田くん。あのあと 大丈夫だったか?」と 大森先輩からで 彼女の家に電話しても出ないし 携帯も電源落ちてるし 心配になってとか やさしい人なんだなあと 感心 「はい 大丈夫です。今日は光ん家泊まって もらってます」と返信して 安心したようです。
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