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「やべぇ………………
遅くなっちまった」
バイトの帰り道、暗くなってく中を俺は早歩きで歩いていた
俺は蒼真優馬【そうしゆうま】
ごく普通の高校生である
今日はいつもと少し長めのバイトだったから帰るのが遅くなった
「………………」
優馬
「ん?」
こんな時間帯に子供?
しかもまだ小学生くらいだな
親はどこだ?
「……………」
優馬
「っ!?
おい!!!
まだ赤信号だ!!!!」
キィィィィィィ!!
優馬
「っ!?
くそ!!
間に合え!!!」
走って子供に近寄ればトラックはもう近かった
とっさに子供を向こう側の歩道に突飛ばした所で
キィィィィィィ……………
俺は意識を失った
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