60人が本棚に入れています
本棚に追加
/39ページ
またまた哲学のお話です。
〔ゼノンの禁欲主義〕
欲望に支配されずに、理性に従って生きるべきだ。
〔エピロクスの快楽主義〕
知恵の「静的快」によって、「平静」の心境に至ることこそが快楽主義の目標。
どちらとも《自然に従って生きる》ことを説いています。
ゼノンは、「アパティア 不動心」を理想として欲望に動かされない代わりに
「理性に従って生きる」ことを推奨。
エピロクスは、「来世がないなら、この一回限りの生を楽しむべきではないのか?」
ならば「今日を楽しめ」と極言。
私なりに抜粋。
どちらの言い分も一理あるけれど、いいとこ採りして愉しい時間を過ごせたらいいなと思います。
人生とは、一回戦。
行き道切符の旅です。
様々な出来事も、過ぎてしまえば
泡沫(うたかた)の夢へと変貌を遂げます。
だからこそ、前へ前へ進むしかないのです。
風任せではなく、自ら風を乗り越えることが必要なのではないでしょうか?
最初のコメントを投稿しよう!