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シャクリッ、
「うむ、ンマイ。」
アルは果物屋のおばちゃんから貰ったリンゴを美味しそうに頬張る。(リンゴはアルの大好物)
『おーいアルー、』
「?」
この後今日は何をしようか、そう考えている時だった。
自分を読んだのは、茶髪にメガネの少年、
「ロージー!お前店番は!?」
「抜けて来た~、だってヒマいんだもんよ、別にお客様多いわけでもねーのにさっ。」
緩く言う彼、【ロージ・オブリガード】からはアルと同じ悪ガキの匂いがした。
「お主も悪よのう。」
「お代官様には敵いませんわぃ。」
「褒めてつかわすぞ、ぐわっはっは。」
※一応洋風ファンタジーの予定です(笑)
ロージはここで、思い出したように口を開いた。
「それよかお前、またレイのヤツ怒らせたな?カンカンでアルの事探してたぜ?」
「かーさんの店番から逃げて来た。」
「お主も悪よのう。」
「いえいえ、お代官様にはーー…」
以下省略。
「気を付けろよなー、レイのヤツが本気で怒ったらこの上なく面倒臭いんだからさー。」
「あいつが喫茶店手伝えばイイんだよ、この前かーさんが筋が良いって褒めてたし、」
「まだレイのヤツ喫茶店手伝ってんだ。」
2人は物心ついた時からの仲良しだ、それはこれからも変わらないだろう。
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