第1章

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疲れたねぇ…もうイヤだ、ねぇ…。う~ん。思い付かない…このままだとマズい…非常にマズい。 (じゃあさ、知恵、貸そうか?) 「うん。ありがとう。…えっ?」 なになに…今、何か聞こえた…そんで俺…返事した…えーっ!! 「うわぁぁああああ!何だよ!こえぇよ!」 振り向いて、前を見て、キョロキョロと挙動不審極まりない。 何度確認しても…俺しか…いない。バクバクする心臓が余計に俺をビビらせる。 「だだだれか、誰かいるのか?」 声が裏返った…。落ち着け、落ち着け…フゥ~。深呼吸をして何とか落ち着こうとするが全然…ダメだ。 この部屋に…何か居るのか? どうしたらいいんだよ…。
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