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「おっ落ち着け!昌浩!晴明もいい加減にしてやれ!」
昌浩いわく物の怪のもっくんがなぜこんなにも慌てているかと言うと今二人がこんな会話をしているからだ
「…昌浩やそんなんではわしが安心して逝けないではないか…」
ブチッ…
「縁起でもないことを!分かりました分かりました行けばよろしいのですね?行きますよ行きますよ!」
まぁいつものやり取りだ、いい加減にもっくんも諦めればいいのにいまだにやめろといっている、そうこうしていると昌浩が足音大きく晴明の部屋を後にした
「晴明よ…」
物の怪は恨みがましく言った後たったったと駆けて昌浩を追った
「全く後片付けをする身にもなってくれ…」
置き土産のように言った言葉は疲れたような声だった…
そんな中で晴明だけが
「ホッホッホッ」
と楽しそうに笑っていたのだった…
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