第一章 鬼ごっこ

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「じいさまぁー」 とてとてとてと覚えて間もない歩みで必死になってやってくる 「うん?どうしたんじゃ?昌浩や?」 わしの名前は安倍晴明そして可愛い声でわしの名前を呼ぶのは安部昌浩わしの可愛い孫じゃ 「あのねあのね、おにごっこしよう!」 むっこの老いぼれに鬼ごっこをしようと言うのか…だが可愛い孫の頼みじゃ仕方ない遊んでやろう 「よし鬼ごっこしよう」 「わーい!ならじいさまがおにね!」 よし久しぶりに運動でもするか… 「…晴明様…」 すーと現れたのはわしに仕える12神将天一だ 「お年をお考えください鬼ごっこなどして大丈夫なはずがないでしょう?」 そんなこと言ったって可愛い孫の頼みを断れるはずがない 「大丈夫じゃまだまだへこたれてないぞ」 と言って昌浩を探しに行った 「…晴明様…」 ※一方庭では じいさまこないなぁー… 昌浩が一人で「木の上で!」隠れていた あっ!じいさまだ!すっと身を隠す 「昌浩ー」 むっむっ今回はなかなか手強いなと言うよりこれじゃあ鬼ごっこじゃなくてかくれんぼではないのか?そんなことを言って苦笑しながら探していると…がさがさ…おっ!見つけたぞ… 「見つけたぞー」 「きゃあ!」 「なっ!」 ドーン!ガシャーン!ボキッ! 「…ぼきっ?」 昌浩が顔を上げると… 「うー…」 「じいさまぁーーー!!!」 ※その頃天一は… 「…晴明様…」 陰で見ていた天一がはぁーとため息をついていた ※筆者のあとがきという言い訳 はっはじめまして!松林 柚華です! 始めての作品なのでかなりめちゃくちゃな文になっていると思います。ページの作り方もよく分かんなくて…あと天一のキャラも完全におかしかった…そんなこんなですが見限らずにこれからもみてください!
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