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「じいさまぁーーー!!!」
腰を痛めて動けなくなり昌浩が助けを呼び陰でそれを聞いていた天一が青龍に助けを呼びに言った。神将達の怒りと言えばそれはもう言葉にあらわせられないほどのものだった、だがそれよりも晴明が恐れたのは…
「うっひぐっじいさま…ごめんなさいごめんなさい…」
神将達も必死になって慰めているが全く効果なく…
「じいさま!じいさま!ごめんなさいー」
と言って聞かない、さて困ったものだ、とりあえず布団の中では話もまともに出来ない…よいしょ…
「昌浩や…」
言ったきり固まった昌浩がもうそれはそれは悲しそうな視線を送ってきたからだ
「じいさまダメだよ、しんしょうたちもケガしたときはよこになっておかなくちゃいっしょうなおらなくなるっていってたから…はやく!よこになって!」
ここまで言われて横にならない訳にはいかない…
「昌浩が、言うなら…」
そう言ってまた横になった。
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